ショートブログ：ロンドンのリス

MotoGP取材紀行

こんにちは、いとえり こと伊藤英里です。
主にMotoGPと電動バイクレースMotoEを取材して、記事を書く仕事をしています。

わたしは2023年の3月下旬から8月末にかけて、ロンドンをベースにしてMotoGPを取材していました。
当然というべきか、ロンドンを含めてヨーロッパではたくさんのカルチャーショックを受けたのですが、そのなかの一つが、「リス」。あの小動物、リスです。
ロンドンではですね、リスが街中を当たり前にトコトコ歩いているんですよ。びっくりしませんか。わたしはしました。
最初に見たときは「すごい！ リスを見た！」と興奮して、ホームステイ先のファミリーに報告したら、「ああ、よくいるよ」というあっさりとした返答。彼の顔には「なにがそんなに珍しいの？」というハテナマークが浮かんでいました。

そのあとにわかったことですが、本当にリスはロンドンの街をよく歩いているんです。公園を散歩していたらそのあたりを駆け回っているし、あるときは、3階の自室の真ん前に伸びる木に登ってきていました。それも、2匹。それも、何度か。

「東京ではリスはほとんど見ないなあ」と言うと、イギリス人のファミリーは「そうなの！？」と驚いていましたねえ。

リスの、小さなカルチャーショックでした。

リスは英語でsquirrelといって、発音がなかなか難しいのだけど、リスを見かけるたびに「squirrel」とつぶやいていたら、すっかり覚えてしまった