2024
05.20

「バイクのニュース」掲載/【インタビュー】衝撃を受けたヘルメットはどうなる? 使用可否の判断ポイントをSHOEIが解説

各メディア掲載記事

ミニバイクレースで転倒したわたし(伊藤英里)は、心の傷が癒えた頃にヘルメットが受けた衝撃を思い出しました。ヘルメットにダメージを与えてしまったのはバイク人生で初のこと。衝撃を受けたヘルメットはどうなっているのか? そもそもどのくらいの「衝撃」で使用不可になるのか? SHOEI商品企画部の田上紗織さんに、ヘルメットについての基礎知識を聞きました。

心のダメージは回復できても、ヘルメットが受けた衝撃は残る

「1度でも衝撃を受けたヘルメットは使用してはいけない、とはよく聞くけれど、どのくらいの“衝撃”のことを指すのだろう? それに、衝撃を受けたヘルメットは、実際のところ、どうなっているのだろう?」そんな疑問が浮かんだのは、『Let’sレンタルバイク耐久レース』(以下、レン耐)に参加したわたし(筆者:伊藤英里)が、転倒した後のことでした。

 レン耐は、元WGPライダーの青木拓磨さんがプロデュースする、レンタルのミニバイクで楽しめる耐久レースです。気負い過ぎることなく仲間と完走を目指す面白さから、わたしは何回も参加しているのですが、先日のレースで初めて転倒してしまったのです。

 転倒によるショックから回復してあらためて装具を確認しているとき、転倒時、ヘルメットの左側を思いきり地面に打ち付けたことを思い出しました。被っていたSHOEI「X-Fourteen」はしっかりとその安全性能を発揮して、痛々しい傷が残るヘルメットとは裏腹に、頭を打ったことに関する影響は全くありませんでした。

 そこで、上述の疑問が頭に浮かび上がったわけです。バイクに乗るようになってしばらく経ちますが、幸いにも走行中に頭を打つような転倒をしたり、うっかりヘルメットを落としたり、といったことがこれまでなかったのです。

 ここは「餅は餅屋」ということで、ヘルメットのことはヘルメットメーカーに聞きましょう! と、SHOEI商品企画部の田上紗織さんに話を伺いました。

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2024年5月11日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全7枚の写真がご覧いただけます)
https://bike-news.jp/

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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
転倒したあとのヘルメットについて、SHOEIにインタビューした記事です。
自分も一人のバイク乗りとして、あらためて、自分の頭を保護するために、ヘルメットを適切な方法で取り扱わなければな、と感じました。