2024
05.07

「バイクのニュース」掲載/サスティナブル素材50%超の2024年MotoEタイヤ ミシュランのピエロ・タラマッソさんに聞く独特なデザインの意味とは

各メディア掲載記事

MotoGP第2戦ポルトガルGPで行なわれたMotoEメディアイベントで、ミシュランが2024年シーズンの『FIM Enel MotoE World Championship』に供給するタイヤを発表しました。当日、ミシュランの2輪モータースポーツマネージャー、ピエロ・タラマッソさんに聞いた、2023年から2024年にかけてのMotoEタイヤの変更とあわせてお届けします。

この独特なデザインの意味は?

 電動バイクレース『FIM Enel MotoE World Championship』(以下、MotoE)のワンメイクタイヤサプライヤーは、初年度2019年からミシュランが担っています。初年度からサスティナブル素材を使用したタイヤをMotoEに供給しており、年々そのパーセンテージを増やしてきました。

 MotoGP第2戦ポルトガルGPの木曜日に発表された、2024年シーズンのMotoEタイヤに使用されるサスティナブル素材のパーセンテージは、フロントタイヤが49%、リアタイヤが53%です。2023年はそれぞれ34%と52%だったので、とくにフロントタイヤにおいて、サスティナブル素材のパーセンテージが増加しています。

 ミシュランの説明によれば、サスティナブル素材として使用されるのは、使用済みタイヤ、天然ゴム、レモンやオレンジなど柑橘類の皮、松材、レジン、ひまわり油、鉄くずなどです。

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「バイクのニュース」掲載/スティナブル素材50%超の2024年MotoEタイヤ ミシュランのピエロ・タラマッソさんに聞く独特なデザインの意味とは

サスティナブル素材50%超の2024年MotoEタイヤ ミシュランのピエロ・タラマッソさんに聞く独特なデザインの意味とは


2024年4月17日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全6枚の写真がご覧いただけます)
https://bike-news.jp/

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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年3月21日から24日、ポルトガルGPの取材に行きました。
ポルトガルGPには電動バイクレースMotoE(FIM Enel MotoE World Championship)が併催されていて、MotoEポルトガル大会は2024年シーズンの開幕戦だったのですね。
わたし伊藤英里はMotoE初年度の2019年の第1回大会、ドイツ大会から、MotoEを現地で取材し続けてきました。
黎明期から追いかけ続けて、電動バイクレースにはどんなおもしろさ、魅力があるのかを探り、それをお伝えしたいと考えたからです。
今もその姿勢は変わりません。

ポルトガル大会の木曜日、ミシュランによるメディアイベントが行われ、2024年のMotoEタイヤが公開されました。
そのタイヤは独特なデザインを持っていたのです。
その理由について、ピエロ・タラマッソさんに直撃してきました。