05.06
「バイクのニュース」掲載/【インタビュー】元SBKライダーのチャズ・デイビス選手が解説する、電動バイクレースMotoEの戦い方
電動バイクレースである『FIM Enel MotoE World Championship』の戦い方、電動レーサー「V21L」の走らせ方は、内燃エンジンのバイクレースとはどのように異なるのでしょうか。MotoEライダー、チャズ・デイビス選手に話を聞きました。
マシンの開発にも携わった、元SBKライダーが語るMotoEの感触とは
2024年シーズンの電動バイクレース『FIM Enel MotoE World Championship』(以下、MotoE)には、1人のベテランライダーがエントリーしています。チャズ・デイビス選手です。スーパーバイク世界選手権(SBK)において、ドゥカティのファクトリーチームで活躍したライダーで、2021年をもって引退しました。今季のMotoE参戦でレースに復帰した形となります。ドゥカティがMotoEに供給する電動レーサー「V21L」の開発にも携わったライダーです。
そんなデイビス選手に、MotoE開幕戦ポルトガル大会(MotoGP第2戦ポルトガルGP併催)のレース後に話を聞きました。
レース1を9位、レース2を15位で終えたデイビス選手は、初のMotoEレースについて「楽しんだよ。もうちょっと結果が良ければよかったんだけどね。でも、良い経験になった」と言います。内燃エンジンのバイクとドゥカティの電動レーサー「V21L」の走らせ方の違いを尋ねました。
……
続きはこちらから―――――――――――――――――――――――――――
「バイクのニュース」掲載/【インタビュー】元SBKライダーのチャズ・デイビス選手が解説する、電動バイクレースMotoEの戦い方
2024年4月18日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全7枚の写真がご覧いただけます)
https://bike-news.jp/
―――――――――――――――――――――――――――
MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年3月21日から24日、ポルトガルGPの取材に行きました。
ポルトガルGPには電動バイクレースMotoE(FIM Enel MotoE World Championship)が併催されていて、MotoEポルトガル大会は2024年シーズンの開幕戦だったのですね。
わたし伊藤英里はMotoE初年度の2019年の第1回大会、ドイツ大会から、MotoEを現地で取材し続けてきました。
黎明期から追いかけ続けて、電動バイクレースにはどんなおもしろさ、魅力があるのかを探り、それをお伝えしたいと考えたからです。
今もその姿勢は変わりません。
さて、今回の記事は、ドゥカティの電動レーサー、V21Lについて、ライダーがどう感じているのか、元SBKライダーのチャズ・デイビス選手に話を聞きました。
実際に走らせているライダーならでは、そしてドゥカティをずっと走らせてきたライダーならではの、なかなか興味深いお話が聞けたと思います。