2024
03.19

「バイクのニュース」掲載/現地で見た『E-Xplorer』 電動バイクによる新しいレースのかたち

EV, 各メディア掲載記事

大阪府の「万博記念公園」で行なわれた電動バイクによるレース『FIM E-XPLORER WORLD CUP』の会場には、いつもとは違う雰囲気が流れていました。そしてまた、レース観戦らしい、熱い空気もありました。それらの混在は、新しいレースのスタイルだったのかもしれません。

まだ2年目の新しいカテゴリー、世界戦の開幕は大阪で

 2024年2月16日(金)、17日(土)に、大阪府の『万博記念公園』に設けられた特設会場で『FIM E-XPLORER WORLD CUP 大阪大会』が行なわれました。「E-Xplorer(イー・エクスプローラー)」とは、2023年にスタートした電動バイクによるオール・テレイン・レースです。2024年は初めて日本で開幕戦が行なわれ、その後ノルウェー、フランス、スイス、インドと全5戦が開催され、例えばスイスの山頂、とある市街地、今回の大阪大会のように、都市の中に位置する公園まで、場所を選びません。

 今大会には全8チーム16名のライダーが参戦しました。その中には、ホンダの電動モトクロスバイク「CR ELECTRIC PROTO」で参戦するファクトリーチーム「Team HRC」も含まれています。

 各チームは男性ライダー1人、女性ライダー1人で構成されています。つまり、チーム戦でもあるわけです。

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(メイン画像:(c)バイクのニュース)

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現地で見た『E-Xplorer』 電動バイクによる新しいレースのかたち(2024年2月27日掲載)

現地で見た『E-Xplorer』 電動バイクによる新しいレースのかたち


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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
大阪の万博記念公園で開催された電動バイクによる「オールテレイン」レース、E-Xplorerについて書いた記事です。
万博記念公園という場所もあって、普段はサーキットやレースが行われている場所に足を運ばない人も「なんだろう」と足を止めて眺めていました。これには、なじみのない人には威圧を感じるエキゾーストノートがない電動バイクだから見やすかった、という背景もあったように思います。

わたし伊藤英里は、MotoGPに併催される電動バイクによるロードレース、FIM Enel MotoE World Championshipを初年度の2019年から取材し続け、電動バイクによるモータースポーツの可能性を考えてきました。
今回のE-Xplorerは、電動バイク「だから見せられる」可能性を提示していたように思います。