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「バイクのニュース」掲載/【MotoGP第20戦ソリダリティGP】「お疲れ様」中上貴晶選手がラストレースを終えて自分にかけた言葉
MotoGP第20戦ソリダリティGP・オブ・バルセロナが、2024年11月15日から17日にかけて、スペインのバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行なわれました。MotoGPクラスにフル参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)は、スプリントレースと決勝レースを17位で終え、フル参戦ライダーとして最後のレースを締めくくりました。</h4>
「最後」という感じがないまま進んだレースウイーク
MotoGPクラスにフル参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)は、2024年シーズン最終戦のソリダリティGP・オブ・バルセロナを、フル参戦ライダー最後のレースとして迎えました。既報の通り、2024年シーズンをもってフル参戦ライダーを引退し、2025年からはホンダの開発ライダーを担います。
レースウイークの木曜日に話を聞いたとき、中上選手は「今のところそんなに変化はなく、今まで通りです」と答えていました。もちろん最後のレースとは言っても、同時にMotoGPライダーとして「いつもと同じ」週末を送らなければなりません。けれど、中上選手には、そんなレースウイークに向けた意識的な集中といったものはなく、言葉の通り、「今までと変わらない」様子でした。
「チームとのミーティングなども含めて、変化は無いです。逆に変な感じですけどね。ただ、日曜日が終わったら、違う感情になると思います」
その背景には、「これがMotoGPのレースを走る、MotoGPマシンを走らせる最後ではない」ということもあったようです。2025年からはホンダの開発ライダーとなり、環境は異なるとはいえ、MotoGPマシンを走らせ、ワイルドカードや代役でのレース参戦もあるでしょう。
「日曜日が終わったら、もうMotoGPマシンに乗らない、という話ではないですから。それが変化が無い理由なのかもしれませんね。レースからは離れてしまいますけど、それ以外ではホンダの一員ということも同じですし、大きな変化は無いので」
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【MotoGP第20戦ソリダリティGP】「お疲れ様」中上貴晶選手がラストレースを終えて自分にかけた言葉
2024年11月19日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全7枚の写真がご覧いただけます)
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年MotoGP最終戦ソリダリティGPでの取材をもとに、書いた記事です。