12.05

「Webike+」掲載/MotoGP日本人ライダーの戦い【第17戦オーストラリアGP】小椋藍、チャンピオンを手繰り寄せる4位
オーストラリアの南部に位置するフィリップアイランドは、天候が読めない。木曜日の日中は、晴れていた。けれど金曜日と土曜日は一転して雨が降り、雨が止むと一部に青空がのぞいていたりもする。
そして、決勝レースが行われる日曜日は、好天に恵まれた。
なすべき仕事をした小椋藍のオーストラリアGP
小椋藍(MTヘルメット – MSI)は、オーストラリアGPをトップ10位内で終えることを目標としていた。オーストラリアGPが行われるフィリップ・アイランド・サーキットは、小椋が得意ではないサーキットなのだ。寒くて風が強いことが、その理由の一つだった。加えて、オーストラリアGPの週末は、決勝日を除いて雨が降った。ウエットコンディションもまた、小椋にとって好ましい状況ではない。トップ10は、現実的な目標だったと言えるだろう。
ドライコンディションで行われた予選Q2で9番手を獲得した小椋は、3列目から決勝レースを迎えた。レース序盤からフェルミン・アルデゲェル(ベータ・ツールズ・スピードアップ)、アロン・カネト(ファンティック・レーシング)、アロンソ・ロペス(ベータ・ツールズ・スピードアップ)の3名が抜け出すが、小椋は落ち着いてその後ろを走った。この3人のペースのよさはわかっていたし、まずついていけないだろう、と思っていた。
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トップ画像©Honda
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MotoGP日本人ライダーの戦い【第17戦オーストラリアGP】小椋藍、チャンピオンを手繰り寄せる4位
https://news.webike.net/raceinfo/415116/
2024年10月24日掲載(「Webike+」掲載ページでは、記事全文&全6枚の写真がご覧いただけます)
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年MotoGP第17戦オーストラリアGPでの取材をもとに、書いた記事です。