08.06
「オートスポーツweb」掲載/覚醒したバスティアニーニの強み。後半戦は「ドゥカティ劇場」としての幕開け/MotoGP第10戦イギリスGP
MotoGPイギリスGP日曜日の決勝レースについて書いた記事です。
エネア・バスティアニーニが初めてスプリントレースで優勝し、決勝レースでも今季初勝利を飾りました。
そして、決勝レースにおいて、ドゥカティが第4戦スペインGPから表彰台を独占し続けています。イギリスGPで7戦連続。これは、MotoGP史上初だそうです。
シーズン序盤は今季のミシュランのリヤタイヤからきていると言われる振動に苦しんでいたドゥカティですが、ドゥカティの一つの強みは8台のマシンによるデータ量と、問題解決に至るスピードの早さでしょう。
ただ、個々で見ていくと3位に終わったフランセスコ・バニャイアは満足のいくレースではなかったようです。
レース後の会見で、バニャイアはこう述べていました。
「今日の午後に最初にしたいことは、データを全部チェックすること。自分の何が悪かったのか知りたいんだ。正直なところ、ペースとタイヤに関して、全てをうまくマネジメントできていると思っていた」
「ホルヘとエネアにかわされたあと、僕は少しペースを落とし、レースを完走することにした。正直なところ、今日は上位のポジションを争うよりも重要なことだった。いずれにせよ、彼らは僕より速かったんだ。僕は全力を尽くした。でも、今日の全力は3位だった。もちろん、こういうことが起こるのは初めてじゃない。今日のようにミディアムを選んだときには、毎回、フロントタイヤに十分に満足していないんだ。今日はリヤタイヤの摩耗にも苦しんだ」
今季はタイヤが一つのポイントになっているようですね。
メイン画像©MotoGP.com
覚醒したバスティアニーニの強み。後半戦は「ドゥカティ劇場」としての幕開け/MotoGP第10戦イギリスGP
(オートスポーツweb/2024年8月5日掲載)
https://www.as-web.jp/bike/1112783
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
MotoGP第10戦イギリスGPの取材に行き、その取材をもとに書かせていただいた記事を紹介しています。