07.15
「バイクのニュース」掲載/【MotoGP第9戦ドイツGP】Moto2佐々木歩夢選手、肩の違和感でペースを落とすも、Moto2への確かな順応
MotoGP第9戦ドイツGPが、2024年7月5日から7日にかけて、ドイツのザクセンリンクで行なわれました。Moto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は、決勝レースを24位で終えました。
ようやく感じた手応え、シーズン前半戦を終える
2024年シーズンにMoto2クラスにステップアップした佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は、第9戦ドイツGPのMoto2決勝レースを24位で終えました。レース序盤は21番手をキープしていたのですが、残り10周を迎えたあたりで左肩付近に力が入らなくなり、ペースを落とさざるをえなかったのです。そこから完走だけを目指して走り、チェッカーを受けました。
こうした症状はこれまでに無かったものだそうで、レース後に「このサーキットはとくに左コーナーが多いので、そういう問題が多く、ほかのライダーも苦労していたようです。その中でも、僕はかなり苦労していた方だったと思います。何が問題だったのか確認して、今後、フィジカル面でペースを落とさなくていいようにしたいです」と語っていました。
ただ、土曜日の佐々木選手は、前進している、Moto2マシンへの順応が進んでいる、という手応えを感じていました。予選Q1は順位こそ21番手でしたが、Q2へ進出できるトップ4まで0.125秒差だったのです。
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メイン画像© 2024 Yamaha Motor Co., Ltd.
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【MotoGP第9戦ドイツGP】Moto2佐々木歩夢選手、肩の違和感でペースを落とすも、Moto2への確かな順応
2024年7月12日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全8枚の写真がご覧いただけます)
バイクのニュース
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年MotoGP第9戦ドイツGPでの取材をもとに、書いた記事です。
「やっと攻められるようになってきた」と語る佐々木選手に、「楽しくなってきたということですか?」と聞くと、「はい」と明るい表情を浮かべていました。
日曜日はフィジカル面で望んだレースにはならなかったけれど、後半戦に期待ですね。