07.09
「バイクのニュース」掲載/【MotoGP第9戦ドイツGP】Moto2小椋藍選手が作戦勝ちの3位。ザクセンリンクで獲得した表彰台の意味
MotoGP第9戦ドイツGPが、2024年7月5日から7日にかけて、ドイツのザクセンリンクで行なわれました。Moto2クラスに参戦する小椋藍選手(MTヘルメット – MSI)は、ザクセンリンクで大きな意味を持つ3位表彰台を獲得しました。チャンピオンシップのランキングは2番手をキープし、ランキングトップとの差を7ポイントにまで縮めてシーズン前半戦を終えています。
3位表彰台獲得でランキングトップに接近
「このサーキットで表彰台は、“大きい”です」
MotoGP第9戦ドイツGPで、Moto2決勝レース後、小椋藍選手(MTヘルメット-MSI)がそう強調していたのには理由がありました。小椋選手にとって、ザクセンリンクは得意ではないサーキットだったのです。だから、小椋選手は決勝レースの目標を、5位としていました。
2024年シーズンのMotoGPは、現在(2042年7月8日時点)のところ、全20戦が予定されています。チャンピオンシップを戦うには、長いシーズンの中でいかに安定して優勝、表彰台を獲得するか、そして、苦手なサーキットでいかに上位のポジションでゴールするかが肝になります。順位に応じて付与されるポイントを、できるだけ多く獲得することが重要です。
予選では7番手を獲得した小椋選手。グリッドは3列目となりましたが、「ザクセンリンクにしては良いと思います」ということです。今季、チームを移籍したことでシャシーがボスコスクーロになり、タイヤサプライヤーがピレリに変更されたことで、それらのパッケージが小椋選手に良い感触を与えていました。
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【MotoGP第9戦ドイツGP】Moto2小椋藍選手が作戦勝ちの3位。ザクセンリンクで獲得した表彰台の意味
2024年7月9日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全5枚の写真がご覧いただけます)
バイクのニュース
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年MotoGP第9戦ドイツGPでの取材をもとに、書いた記事です。
ドイツGP決勝レース後のプレスカンファレンスで、小椋選手に来季の契約についての質問がありましたが、ユーモアを交えつつ、「発表されてから質問してくださいね」と回答を避けました。
チャンピオンシップを戦っている最中に来季のことを考えなければならないのですから、今のライダーたちは先のことを考えるのがとても難しいでしょうね。