2024
07.01

stand.fm 「いとえりGPジャーナル」/「モトGPレディオ『SBK、女性世界選手権、マン島TTレースレビュー』」2024年6月20日配信分を公開しました!

動画、音声配信情報

「いとえりGPジャーナル」(音声配信プラットフォームstand.fm)にて、「モトGPレディオ」の2024年6月20日配信分を公開しました。
日本の小林ゆきさんと、SBKエミリア・ロマーニャ取材後、イギリスのバーミンガムに滞在していた伊藤英里をつないで、ライブ配信を行いました。

今回の内容は……
・伊藤英里が取材したFIM Women’s Circuit Racing World Championship(女性サーキット・レーシング世界選手権/WCR)と、平野ルナ選手
・WCRのレース、雑感
・女性ライダーの選手権の歴史と現在
・SBKエミリア・ロマーニャ。トプラク・ラズガットリオグルとジョナサン・レイ
・2024年のマン島TTレース
・歴史をつくったダンロップ・ファミリー。小林ゆきが見た、2024年マン島TTレースのマイケル・ダンロップ
などのトピックスをお話ししております。

わたし伊藤英里は、これが初年度第1回大会となる、FIM Women’s Circuit Racing World Championship(女性サーキット・レーシング世界選手権/WCR)を現地取材し、その「現実」をお伝えしています。
今回取材に行ったのは、この世界選手権について、100パーセント、肯定の考えを持つことができなかったからです。念のために付け加えますが、これは参戦するライダーに対するものではなく、選手権そのものに対する疑問です。

女性「だけ」の選手権は必要なのか?
男女混走は難しいのか?
仮に女性だけの選手権が必要だとして、このような開催形式は適切なのか?
互いにプロフェッショナル・ライダーという立場にもかかわらず、MotoGPライダーに会い、ともに写真を撮るなど、まるでWCRライダーが「ファンの一人」であるかのようなプロモーションは、この選手権の在り方として、果たして適切なのか?

このため、現地に足を運びました。肯定も否定も、現実を取材してからだと考えたからです。
もちろん、ようやく初年度第1回の大会を迎えたばかりの選手権ですから、全てを知ること、判断することは早急でしょう。ただ、初年度第1回を取材したことで、詳細と女性レーシングライダーという現実に対する知見を、少しでも深められたと思います。
今回の配信は、そうした取材を元に語っています。

「モトGPレディオ」は、YouTube(Kommonちゃんねる)で配信されています。
YouTube配信はこちら。

モトGPレディオとは?
バイクジャーナリストでマン島TTレースにすごく詳しい小林ゆきさんと、MotoGPと電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている伊藤英里がお送りする、MotoGP情報番組です。
「MotoGPを見始めるときの情報が少なすぎる」と感じたことはありませんか?
わたし自身、モータースポーツに興味を持ったときに、いろいろな専門用語やルールという壁にぶち当たったんです。例えば、「オーバーテイク??」「ハイサイドって?」と、疑問に思ったり……(笑)。
そして、そういう「最初の一歩」についての解説が、なかなか見当たらなかったんです。
というわけで、この番組では、「MotoGPのキソのキソ」をわかりやすくお伝えできたらいいな、と思っています。
そして、シーズン中は、わたしが現地で取材したりもしますので、現地直送のフレッシュな話題も一緒にお届けします。

(C)メイン画像:小林ゆき